傾聴(けいちょう)とは何か?

夏らし天気が続きますね。
皆さんは体調など崩されてませんか?
最近コーチングの仕事の他に『傾聴』の仕事も増えてきました。
今日は『傾聴』(けいちょう)についてお話していきましょう。

傾聴とは、相手の話を聴くだけではなく『誠実に相手の心』と向き合うことが
大切になってきます。


相手と誠実に向き合うとは、相手の言葉を耳で聞くのではなく、
相手の心をしっかり受け止めるのですね。

相手の心は、聴き取れる言葉だけでなく、さりげない動作や息づかい、
表情やしぐさにあらわれます。

相手の気持ちや感情など、相手になりきり、
その心の全てを理解しようという気持ちで挑むことが大切ですね。
そこには「ズレとモレのないように」という慎重さが求められるのです。

本気で傾聴を実践していると、非常に疲れます。

私の場合には無性に甘いものが食べたくなります。

「傾聴」という熟語を一つひとつ分解すると、五感を使って心の耳を傾けると表します。
つまり、身も心も全身全霊傾けるという意味でしょうね。

私もコーチングや傾聴で朝から晩まで何十人ものインタビューを実施した後などは、
体重が3キロ減っていることもありました。

それだけ、多くのエネルギーを消費しているということに気づきました。

もし、長時間傾聴し続けても、まったく疲労感を感じないという人が居るというなら、
それは相手の話を聞き流しているのではないでしょうか。
無意識のうちに、自分の都合のいいように解釈してしまうこともあります。

「聞き上手になるコツ」などの本を読んだり、外部セミナーなどに参加すると、
決まって相手の目を見つめる、うなづく、笑顔でいる、オウム返しで相手の
言葉を繰り返すとか、傾聴時におけるテクニックについて学ぶことができます。


確かに、ムッとした顔でいるより、笑顔の方がお地蔵様のようにウンウンと
うなずいてくれる人のが、相手は話しやすいことでしょう。

しかし、テクニックで相手の話を聞いているフリだけは絶対にしないことです。
話を聞いているフリとは、音楽を聴くように聞き流していたり、
ウンウンと首をタテに振りながらも、心の奥底では「この人は話が長いなぁ…。
早く終わらないかなぁ…。」と関係ないことを考えていたりすることです。
案外、聞いているフリというものは相手はわかってしまうものなのですね。

皆さんは7対3はご存じですか?

この7対3の比率の意味するところは何でしょう。
これは、お客さ様との対話において、聴く量と話す量の割合を示したものです。
経験豊富なベテランの方や話す力に自信を持っている人に陥りやすいワナがあります。

それは、話しすぎるということです。

あなたは、商談のときに話す割合と聞く割合はどのくらいでしょうか。


コミュニケーションに必要な要素は「話す」ことよりも相手の話を「聴く」ことです。

以前に、私とお客様との会話を観察してもらったことがあり、「聴く割合が7、話す割合が3」
になっていたそうです。


商売やビジネスの世界では、売り上手は聴き上手といわれます。
聴き上手は、お客さまに可愛がられます。
相手がもっと話したくなる人というのは、聴き上手な人です。

また、5つの分野を完全に網羅していと良いでしょう。
政治経済・歴史・芸術・ワイン・グルメについて造詣が深いため、
国籍・人種・年齢問わず、どんな人でも楽しい会話が成り立つのですね。

傾聴力を高めるコツは、テクニックではありません。


まずは、自分のこころに余裕をもつということです。イライラした気分であったり、
感情が高ぶっていたり、自分のこころに余裕もないのに、相手の心をしっかりと
受け止めることはできません。


傾聴はあくまで手段であり、その目的は相手のこころを理解するということです。
楽しそうに聞いてくれる人に、話したくなるというのが人情です。

相手が真剣に、自分の話を理解しようと懸命になっている時には、
誰でも嬉しいですし、心が次第に開かれていくのが解ります。

私は「はい。はい。なるほどですね!」と心地よい相づちを打って、相手が誰であっても、
またそれがどんな内容でも、実に楽しそうに聴くことを忘れないようにしています。

それは、決してお世辞や演技ではなく、心から誠実に対応して解ることです。

傾聴とは、突き詰めると相手の気持ちにより添う聴き方といえます。
相手ととことん向き合う姿勢が相手との心を通わせるのですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

Miya Coach

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/