2021.04.30 コミュニケーション能力向上のコツ

「話をしたくなる雰囲気づくり」がうまい人がやっている『雑談』とは？（聞き上手は雑談上手）

「話をしたくなる雰囲気づくり」がうまい人がやっている雑談とは？（聞き上手は雑談上手）

更新日：2021年5月1日

私は高齢者の話相手や安否確認など傾聴（話し相手）を基本とした【話し相手サービス】という”人の話を聴く仕事“をしております。

人の話を聴く仕事を始めたい方《高齢者の話を親身になって聴いてあげられる人を育てる「傾聴のプロを生み出すプロジェクト」》

↑その活動をする中で「人の話を聴く仕事をする方々を増やす活動」として【人の話を聴く仕事を始めたい方《高齢者の話を親身になって聴いてあげられる人を育てる「傾聴のプロを生み出すプロジェクト」》】という活動をしています。

今まで色々な方をお会いして、色々なドラマがありました。

 

その経験から私は色々な方と、色々な場所で話して『わかったこと』があります。

それは「会話の中で”どうでもいい雑談“がいかにできるか？」ということです。

 

今回は【「話をしたくなる雰囲気づくり」がうまい人がやっている『雑談』とは？（聞き上手は雑談上手）】と題して、皆さんに”どうでもいい雑談”（されど大事な雑談）のお話したいと思います。

① 会話の「雑談」は「ムダ話」ではない

私がお客様とお会いして、必ずすることがあります。

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（画像：何気ない会話で盛り上がる女子たち）

会話の始まりは、「雑談」と言われる「何気ない話」ら始まります。

実は、この「雑談」がとっても大事なのです。

 

それはどうしてかと言えば、”聞き上手な人”が大切にしていることが、この「雑談」なのです。

しかし、そのことを知っている人は少ないと思います。

 

多くの人は…

「雑談」（何気ない話）＝「ムダ話」

と思っています。（確かにその通りなのです）

 

しかし、「雑談」（何気ない話）＝「ムダ話」（重要ではない話）と思うのは、大間違いかもしれません。

というのも「雑談」（何気ない話）は「ムダ話」（重要ではない話）という意味があるのです。

 

会話にをするときは「重要な会話」（本題）と「雑談」（何気ない話）の２種類が存在します。

「場」の空気を読んだり、「場」の空気づくりが上手な人は、この「雑談（何気ない話）を大切にしています。

 

② 「雑談」とは「準備運動」と同じ

人間関係そのものを「テニスの試合」と例えてみましょう。

重要な意味がある話ができる能力は、人として挨拶など最低限のことができる力です。

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それはテニスの試合に勝つための”技術”（スキル）になります。

そこから個人や「社会人としてのマナー」など、社会人としての「人間性」ができてきて、さらには多くの社会経験を積まなければ身に付かない「心得」や「人との関わり方」や「コミュニケーションの能力」は自分以外の相手と関わりを持つために必要なものです。

これはテニスの試合に勝つために必要な道具、すなわち”ラケットやシューズ“（道具）になります。

 

「雑談」（何気ない話）と「場の空気つくり」が、テニスの試合する際に大事になってくる”準備運動“（ウォーキングアップ）になります。

それらは直接外見には見えませんが、テニスをする際に「準備運動」をして身体を温めたり、ウォーキングをすることで「怪我の予防」をしたり、最高のパフォーマンスが発揮できて、観戦するお客さんを楽しませることができるのです。

 

「雑談」（何気ない会話）とはテニスをプレーする際の「準備運動」のごとく、”人間関係を楽しむためには必要不可欠なコミュニケーション“の要因になるのです。

私はクライアントさんと会うと必ずすることと言えば、「お元気ですか〜？」「最近どうですか？〜」「調子はどうですか〜？」という『雑談』（何気ない話）をから始まります。

 

③ 無口な人も「無口なり」に語っている

よく「私の彼は無口なんです…、だから、私ばかり喋ってます。」という女性がいます。

男性は元々無口な人が多いのです。

しかし、無口な男性は”言葉で語っていないだけ“かもしれません。

どういうことかと言えば、無口な男性は”無言という『言語』で語っている“のです。

 

無言という言語をわかるようになつためには、相手のことをよく見つめて『観察』することがとても重要です。

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（画像：「う〜！あ〜！」と何かを訴えかける赤ちゃん）

赤ん坊がグズって泣き出すと、オッパイが欲しいのか、オシメを変えて欲しいのか、寂しいのか、母親にはすぐにわかるのです。

母親はまだ喋らない赤ん坊に「そうなの〜！」「すごいね〜！「ご機嫌だね〜！」というと、赤ん坊も「う〜！」「あ〜！」「きゃ！きゃ！」と喋れないなりにお話をし出すのです。

そして、母親は赤ん坊のことを見つめて『観察』しているからこそ、”赤ん坊が何を言いたいのか？“がわかるのです。

 

ですから、「彼は無口で何を考えているかが、さっぱりわからないんです…。」と言っている人は、”私は相手のことをまったく観察していない“と言っているのと同じかもしれません。。。

 

まとめ

雑談（何気ない話）とは「中身がないことに意味がある」ということです。

モテる“あげまん男”は女性の話を黙って「◯◯できる男」のことです！

↑前回【女性の相談ごとを黙って聞ける男性が、モテる「あげまん男」とは？】という記事を書きましたが、雑談が上手な人は、コミュニケーション能力が高いという特徴があります。

結婚をしたい異性がいるときに、その異性と「中身がない雑談もできない関係」だと”夫婦生活に支障が出るというデータ“があるぐらいです。

あげまんと言われている人は、雑談ができて”会話を広げることが上手という特徴“を持っています。

皆さんも大事な人と「雑談」（何気ない話）を楽しんでくださいね！

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前：宮 弘智(みや こうち)　あだ名＝みやっち 血液型：小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜！(自分を追い込むドＭ型) 特徴：目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業： ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴：二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる（笑） ガスが止まる（笑） 最後に水道が止まった（笑） このままでは心臓が止まる…死ぬ。（笑えない！） 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、１０００人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる４つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/

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