通信教育で【プロ】にはなれない理由とは?《聞き上手への道⑩》

C4CCBFAEB6B5B0E9.jpg?d=a26

何かのプロを目指していたり、主に技術の習得を得たいと思っているときに、自分自身のスキルアップに伸び悩む方がいます。

「聞き上手」になりたいと思って傾聴力を学んでいる方でも、同じ症状に悩む方も多いのです。

これはスポーツ技術を上げたい方、勉強の成績を上げたい方、何かのスキルを上げたい方にとっては、

目次

「誰でもぶつかる壁」

と言えるのではないでしょうか?

このようなときは「練習」「トレーニング」「勉強」などなどをしてもスキルアップせず、

「今のままのトレーニング方法で大丈夫だろうか?」

と落ち込んでは、戸惑ってしまうことがあると思います。

今回のブログではそのようなときに、

”どのようなことを心がけていくことで、壁を乗り越えていけるか?”

などの、方法や効果のお話をしていきたいと思います。

スキルや技術を身に付けるとき、はっきり言ってしまうと「自分自身」のスキルアップのために行うトレーニングや練習です。

簡単に言えば、

「そのシュツエーションを何度も何度も、繰り返す。」

ことです。

tetsubo8
例えば、鉄棒で「逆上がり」ができないのであれば、”逆上がりの練習”(反復練習)をできるまでやるしかないのです。

傾聴力を身につけたいと思っている方で、

・自分はどのような表情で話しを聞けているか?

・適切に「うなづき」や「相づち」を入れられているか?

・的確なオウム返しができただろうか?

などなど、スキルアップのためには、まず「自分自身の話の聞き方」に意識を向ける必要があるのです。

「自分自身は”どの様な聞き方”で話を聞けているのか?」

という、自分(聞き手側の自分)を客観的に見れない限り、

「次にどこをどうしていけば、より相手にとって”良い聞き方”ができるのか?」

が掴めないし、わからないのです。

もし、客観的に見れない場合は、専門のスクールなどに通い自分以外の「第三者」の先生やコーチに見てもらうことをお勧めします。

上司に怒られる

「自分はどうして怒られているのか分らない…。」

という方がいますよね?

そういう方は、良いアドバイスをもらっても「うるさいな…。」とか「言いたいことはそれだけですか?」などと思うでしょう。

ですので、自分自身を客観的にみれることは必要ですし、とても大事なことなのです。

これはどのトレーニングを何度もこなしても、

「自分自身のやり方はどうなのか…?」

というところだけに強く執着を向けすぎてしまうと、どんな分野でもスキルが伸び悩んでしまうことがあるのです。

82-1
テニスで言えば、いくらサーブが得意だからと言ってサーブだけ練習しても、その後のラリー(ボールの打ち合い)が出来なくては試合には勝てないのと同じです。

傾聴のロールプレイングをやっていても、話し手(相手)から、

「この人は私の話を聞いてくれるけど、何かが物足りない…。」

という感触をもたれてしまいます。

これは、傾聴トレーニングやワークショップを行っているとかなりの確率で出くわすパターンです。

しかし、どうしてそのようなことが起きるのでしょう。

傾聴トレーニングに「慣れ」「どんな聞き方をしているか?という自分自身」に意識が強くいきがちになるからです。

そして慣れたころに感じてしまう、

「何かが違うな…。」

という感覚は、

今やっているのは「トレーニング」だから…。

と思ってやるところが主な原因なのです。

練習では上手くできる方で、実際の試合やゲームで失敗したり、負けたりする方はトレーニングを「私はトレーニングをしている。」と思っていることが原因に上げられます。

実際にトレーニングで失敗しても、何のリクスもないのです。

場数を踏んでいる方(実践経験が豊富な方)には、勝てないのです。

しかしながら、トレーニングはとても大切です。

ただそのトレーニングで…

「これは練習のロールプレイだ。」

「これは練習だから、失敗しても平気だ。」

と思ってやると、意識が自分だけにいくことになるので、話し手の”相手にかかわる”という「心構え」がまるで無くなってしまうのです。

「聞き上手」な方の聞き手の声の、

・大きさ
・トーン
・表情
・姿勢

などに現れる「話し手(相手)に関わる」という、傾聴する上で大切な姿勢が、弱まってしまうでしょう。

そうなると話し手(相手)は、

「この人は、何かが物足りない…。」

という感触を受けるのも当然ですよね。

これは、たとえ傾聴の練習だとしても、

「目の前の相手が”実際に自分に相談に来た人”だと思って傾聴する。」

という意識をもつことで、すぐに変えられるのです

そうは言っても、「練習だ。」と思ってやれば、はっきり言って疲れませんし、楽です。

誰でも、疲れることはしたくないと思います。

私は「やるからにはプロになれ!」と言うつもりはありません。

しかし、その姿勢を続けているとスキルアップを望んでいても”壁にぶつかる”ことが多く、何より実践で役に立たないのです。

傾聴スキルに関わらず、何かのトレーニングをしていて壁にぶつかったときは、

自分自身がなぜ”そのスキル”を身に付けたいと思ったのか?

ということを思い返すときではないでしょうか?

何でもそうですが「新しいこと」をするときは、体力も精神力もかなりパワーを使います。

心理カウンセリングでもほとんどが60分〜90分です。

それ以上は話し手(相手)も、聞き手(カウンセラー)も集中できなくなるくらい傾聴時は会話でお互いにパワーやエネルギーを使うのです。

私の場合は「雑談」「笑い話」を挟みながら傾聴をすることで、少しでも話し手(相手)の負担を和らげて話を聞くように工夫するようにしていますし、私が行っている聞き上手ワークショップのクライアントの方々にも「雑談力」を身に付けることをお勧めしています。

疲れているご自身のことも大切にしながら、皆さんもぜひ「聞き上手」になって”傾聴スキル”を自分自身や周りの方々のためにお役に立ってみてください!

ありがとうございました。

 

☆人気ブログのランキングに参加しています。
1日1回、ポチッとクリックお願いします!
☟ポチッ【プロポーズさせニストの宮 弘智のブログ】は現在何位!?

人気ブログランキングへ
↑いつもクリックして頂き、ありがとうございます!

workshop-head
373312-1【「聞き上手ワークショップ2014」2月,3月,4月のご案内♪】

 

IMG_1962IMG_1969IMG_2035smile2
373312-1【3/23(日)縁結びパワースポット巡りツアー 2014春のご案内♪ 三峯神社:埼玉県秩父】

 

logo
373312-1【聞き上手スクール・モテカレ】聞き上手コンサルタント宮 弘智

LINEで送る
Pocket
LINEで送る

ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/