「言っても聞かない人がいるんです!」という相手には、まずは『時間』と『安心感』を与えること。

本日はこのブログの読者の方でメール登録をされている方の質問に、私が「お悩み相談」にお答えしたいと思います。

 

【ペンネーム:白衣の堕天使さん 30代 女性 独身 看護師】

私は婚活をしてしている30代の独身女性です。

この相談は婚活ではなくて、私の仕事のことについてご相談したいことがあってメッセージします。

私の仕事は看護師なのですが、糖尿病で入院をしている患者さんについて悩んでいることがあるのです。

 

私の働いている病院に「糖尿病専門外来」があり、私が所属している病棟で外来で指導しきれない患者さんに対しての「糖尿病の指導入院」というものを行なっています。

 

例えば、数値も悪くコントロールが難しい、糖尿病の理解度がない患者さんが多くいるので、外来だけで患者さんに指導がしきれないということもあり「糖尿病の指導入院」というもがあります。

 

それでも私たち看護師は患者さんが糖尿病を少しでも悪化させないように、私生活で糖尿病とうまく付き合えるように色々な視点から生活改善の方法など、一人一人患者さんに合ったコントロール方法などを考えて指導できるように努力しております。

 

それなのに、この間指導入院をしていて私が担当していた患者さんは

「あれもダメ!これもダメ!って、俺の人生を何だと思っているんだ!!」

「私は別に悪くなってもいいのよ。死んでも構わないわよ!」

と言ったりして、お見舞いの差し入れなどのアイスやケーキなどをパクパク食べて、私たち看護師側の意見に聞く耳を持ちませんし、私たちの指導の意味が全くなく思えて悲しくなりました。

 

担当医師にそのことを相談して当医師と話してもらっても医師には、努力しますから入院させ欲しい。」と言うのに私たち看護師には強気で全く聞く耳を持ちません。

 

私もなんでこんなことに時間を使ってるんだろう…。と、とっても嫌になってきまっています。

正直に言えば、だったら入院なんかしなきゃいいのに!と思います。

 

宮さんは多くのクライアントさんの婚活コンサルティングをされていると思いますが、アドバイスをしても聞く耳を持たない人や、言っても聞かないやらない行動しない人がいたらどうされていますか?

 

私と宮さんの立場は違うと思いますが、ぜひご意見を伺いたいと思いました。

私は患者さんの命を救うために努力して頑張っているつもりです。

 

ですが、患者さんに「別に死んでもいいから、もうほっておいてくれ!」なんて言われたら、なんだか報われないことに気持ちが落ちてしまいます。

 

宮さんのアドバイスをよろしくお願いします。

以上のご質問をいただきました。

 

「私の立場」「医療の立場」を比較するのは難しいと思いますが、私なりの思いや考えをお伝えしたいと思います。

 

◆「なりたい自分の姿」(快楽)と「なりたくない自分の姿」(痛み)を明確にしよう!

 

私のクライアントさんたちは、どちらかといえばコンサルティングをしたらちゃんと聞き入れてその通りにやってくれますし“それなりの結果が出る”(うまくいく人)が多いんです。

 

逆に、それが難しかったりできない方々は個別セッションの期間が長く空いてしまうとなかなか“結果も出ない”(うまくいかない人)ので、個別セッション期間の途中でフェードアウトしてしまったりする方います。

 

だからと言って、私は無理矢理にコンサルを進めることもしなんです。

 

以前に【「あなたはできるけど、私にはできない…。」の呪縛を解く方法】というブログの中でも書きましたが、私のことを信じて慕ってくれるクライアントさんに対して、私は決してクライアントさんを見捨てないし、最後の最後まで面倒を見るし、クライアントさんが諦めない限り私も絶対に諦めません。

 

ただ、看護師さんなどの医療に関わる方ですと患者さんの命に関わることなので、私の意見が参考になるかどうか正直わかりません。

 

特に糖尿病の指導入院をされている患者さんの対応となると、私にはわからない難しさがあることでしょうね。

 

また外来では指導や管理がしきれない患者さんが多いと思うので、本当に難しい問題だと思います。

 

こちらが親身になって一生懸命に接しても、患者ご自身が病気と向き合ってくれない限り、結局は全然意味がなくなってしまいますからね。

 

ですので、入院中の患者さんに対して糖尿病は治りにくい病気のことや、糖尿病はどれほど恐ろしい病気であるか?などの「痛み」について理解してもらうとがポイントになると思います。

 

その反対に、糖尿病は上手に付き合っていけばそれほど怖くない病気であるという「快楽」を理解してもらうことがということにポイントを置いて指導してみてはいかがでしょうか?

 

私がコンサルティングをしているクライアントさんでも、文句ばかり言ってやることをやらない人や、同じ失敗を繰り返してばかりいる方や、連絡が取れなくなる方など、そんなことは日常茶飯事です。

 

ですが、今までの自分の変えて「なりたい自分の姿」に近づけるには、それなりの抵抗が生じるものです。

 

例えば、独身の人が結婚したいと思って婚活をすると、体調を崩したり、精神的に余裕がなくなるものです。

 

その理由としては、「独身である自分」(今までの習慣)「結婚してパートナーと一緒になる自分」(今までにはなかった習慣)にするには、「今までの無意識の自分」(セルフイメージ)が変わろうとする自分を受け入れようとはしないのです。

 

これは肉体的にも精神的にも、ホメオスタシスが関係しているのです。

 

ダイエットをしても、リバウンドをして元の体重に戻ろうとするのと一緒です。

 

ですから、そこは時間をかけていきたいところですね。

 

◆「今までの習慣」を変えるには、「時間」と「安心感」を心がけよう!

 

例えば「今までの習慣」を変えるとうことは、人によっては“今までの自分を否定”するように思えたり、“今までの自分の生き方”にダメ出しされるような感覚を持つ方もいます。

 

例えば、“ボロボロのぬいぐるみ”を大人になっても大事に持っている人がいたり、いつまでも“ガラ携”を大事に使って持っている人など、その人なりのこだわり(習慣・マインド・セルフイメージ)があるんですよね。

 

だから、今の自分を変えたいと思っていても、自分を変えることに抵抗を感じている人に対しては、「時間」「安心感」を持って接してあげましょう。

 

糖尿病の患者さんであれば薬の内服やインスリンを忘れないことで安心感を持てると思います。

 

ただ、指導本の通りに血糖をコントロールする意識や、食事や運動のバランスですよ!など、そう指導してもなかなか今までの生活習慣(マインド・心)を変えるというのはとても難しいでしょうね。。。

 

私もクライアントさんに対して、仕事や生活スタイルに合わせたアドバイスからして、さらに「どんな自分になりたいか?」ということをコンサルをして、どんなことから行動できるか? どんなことだったらチャレンジできるか? どんな人間関係だとうまくいくか?などをコーチングで掘り下げて指導するようにしています。

 

糖尿病の患者さんの生活スタイルに合わせて、

・外食だったらどんなものを選んで食べると良いか?

・食事の時間によってどんなものを控えるといいか?

など、患者さんの立場に立って「提案型の指導」をしてみてはいかがでしょうか?

 

私も気をつけていることですが、クライアントさんが興味を持って楽しんで、婚活をして結婚したり、あげまんになって彼やご主人を成功に導いたり、彼にプロポーズをされる女性になるように進めることが大切だと思います。

 

患者さんが興味を持って糖尿病と付き合っていくことができるようにすることが大切だと思いますからね。

 

私も人間ですから仕事をしていると嫌になることもありますし、お気持ちはよーくよくわかりますよ。

 

私は力を抜いてクライアントさんの話を親身になって聞くことで“そのクライアントさんがうまくいく道すじ”が見えるとが多いんです。

 

ですから、抜くところは抜いて、あまり力を入れすぎずに患者さんの話を親身になって会話をしていく中で必ずヒントがあると思うので、そこから今後のご指導に結びつけていってくださいね!

 

◆最後に

 

いかがだったでしょうか?

 

患者でも、クライアントさんでも、お客様でも、恋人でも、パートナーでも、相手に対して…、

・「相手が何を一番にしているのか?」(時間をかけて見抜く)

・「どんなことを一番大切にして接するか?」(安心感を持って接する)

ということを絞るのもいい方法だと思います。

 

私も経験がありますが、あれもやれ! これもやれ! などと一遍に多くのことを要求されるとやる気もなくなりますからね。

 

あれもやれ!これもやれ!だと患者さんも一度には受け入れられないと思いますし、やっぱりやる気もなくしてしまうと思います。

 

指導をする立場になるとどうしても“上から目線”になやすくなるので、まずは上から目線ではなくて患者さんを対等の立場として扱うことで、相手も気軽に相談ができるようになれば、

・何がコントロールを妨げているのか?

・何が難しいのか?

などなどを聞き出すこともできてスムーズに指導が進むこともありますからね。

 

私が思うに、クライアントさんを良い結果へ導いたり成功させる秘訣は「信頼関係」だと思います。

 

この信頼関係をいかにうまく築くことができるか?という部分を忘れずにいれば、患者さんも、あなた自身もハッピーになれますからね!

 

ペンネーム;白衣の堕天使さん、素晴らしい質問をありがとうございました!

 

本日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/