愚痴や泣き言をただ聞いてあげるのが「本当の親切心」ではない。《会話の中で彼を導く、あげまんコーチングテクニック》

愚痴や泣き言をただ聞いてあげるのが「本当の親切心」ではない。《会話の中で彼を導く、あげまんコーチングテクニック》

 

今回の話は、すごく大切な話です。

 

ですから、じっくりとご覧いただいたいと思います。

 

 

今日の話は

【愚痴や泣き言をただ聞いてあげるのが
「本当の親切心」ではない。】

というお話です。

 

「あげまん」の特徴は

聞き上手

聞き上手

気づかせ上手

というところがあげられます。

 

私は「聞き上手になりましょうね〜!」と言って、

『傾聴』のスキルをはじめとした

聞き上手になるための

話を聞ける方々

を増やしていく活動をしています。

 

しかし、

愚痴や泣き言を

「聞き役」になって、

ただただ聞いてあげるのはどうかなと思うのです…。

 

 

あのですね、

「聞き上手になりたい。」

「傾聴のスキルを身に付けたい。」

「目の前の人が悩んでいたら話を聞いてあげたい。」

という思いがある人は、

何かで困っている人を

一生懸命に親切にしようとする気持ち

があるんです。

 

それで、

自分に「愚痴」「泣き言」

言ってくる人がいると…

「愚痴も泣き言も聞いて

あげることが親切心なんだ。」

と思っている人がいるんです。

 

先日、

商売やお店をやっている人から、

こんな相談を受けました。

【相談内容】

あるお客さんが、

毎日、

お店に来ては愚痴を言いにくるんです…。

 

宮さん、

どうしたらいいでしょうか?

 

宮さんは、

相手の話を親身になって否定をせずに

『うんうん。』

んな話をも聞いてあげましょう!」

と言っていたと思います。

 

しかし、

そのお客さんが店に来ると、

他のお客さんが帰ってしまって、

さらに

「ごひいきにしていたお客さん達」

が二度と来なくなってしまいました…。

 

私もそのお客さんから

愚痴を聞かされると気分が悪くなるし、

とても疲れるし、

お店のシャッターを開けるのも

イヤになってしまうことがあるんです…。

 

愚痴を言いに来るお客さんに対して

どういう対応

をしていったら良いでしょうか?」

という相談を受けました。

 

 ◆親切の定義は時代で変わるとは?

確かに、

その愚痴を言いに来るお客さんの

話をじーっと聞いてると、

すごく疲れると思うし、

何より他のお客さんにも迷惑がかかるし、

お店の雰囲気も悪くなる

ことがあるんですよね?

 

だからと言って、

愚痴を言いに来るお客さんが来ると思うと、

お店のシャッターを開けるのが

イヤになっちゃう…。

っていう気持ちもわかるんです。

 

これって、

大間違いないんです。

 

どういうことかと言えば、

相手の

愚痴

泣き言

「聞き上手」になって

聞いてあげることが

親切心じゃないんです…。

 

 

ちょっと深い話をしますが

「親切の定義」

というのは、

時代によって変わっていくもの

なんです。

 

先日、

東京都渋谷区が

同性カップル「結婚に相当する関係」と認め、

証明書を発行する条例案を3月区議会に

提出することを決めました。

 

もし、

可決されれば4月1日施行、

証明書は2015年度内の開始を目指すそうです。

 

【渋谷区、同性カップルに証明書 条例案「結婚に相当」】
http://www.nikkei.com/article/
DGXLASDG11H1C_R10C15A2CR8000/

(東京経済新聞より)

 

このように

「法律」

「刑罰」

も時代によって変わっていくのと一緒で、

『親切の定義』もつねに進化していくんです。

 

20世紀までは、

「相手の話を聞いてあげること」

が親切の一つだったんだです。

 

でも、

21世紀の

『親切の定義』

は変わってきているんです。

 

もし、

相手があなたに対して

「愚痴」

「泣き言」

を言ってきたら…、

「じゃあ、

この問題が二度と起きないようにするには、

どうしたらいいと思う?

その方法を一緒に考えようか?」

 

という

問題を解決するような質問

(質問力・コーチング力)

ができることが、

21世紀の「親切」になっていくでしょう!

 

 

◆愚痴や泣き言を言いに来る人は「ゴミ箱になってくれる人」を常に探しているとは?

それで、

相手と一緒に

問題が二度と起きない方法

について話し合った結果、

それでも「良い答え」が出ないし、

問題を解決したいと思っていなそうな人がいるとすれば…

ただ愚痴りたいだけの人

”ただ弱音を言いたいだけ人

ただストレス発散したいだけ人

ってことになります。

 

私は聞き上手なので

「傾聴サービス」(傾聴)

というどんな話でも聴き続ける

愚痴聞き屋

のような仕事をしていました。

 

私は

相手の愚痴や泣き言

を聞くことは慣れていますし、

それが仕事なので

割り切って出来るのです。

 

ですから、

相手が「愚痴りたい人」なのか?

それとも「問題を解決したい人」なのか?

の判断はできるんです。

 

それでも、

いくら仕事とは言えども

人間の愚痴や泣き言

を聞くということは

「負のエネルギー」

をもらって疲れてしまうので、

私は…

「負のエネルギーをもらわない話の聞き方」

をしならがら話を聞いています。

 

でも、

それが慣れていない人にとっては

「泣き言」

「恨み」

「辛見」

を聞かされることの

辛さったらないでしょうね…。(汗)

 

厳しいことを言えば、

「愚痴」を言いに来る人というのは…

自分の中に貯まったゴミや

毒を誰かにぶちまけたい!

と思っているんです。

 

ですから、

そういう人は…

ゴミ箱になってくれる人

(愚痴を聞いてくれる人)

を常に探しているんです。

 

そういう人は話を聞いてくれる人を使って…

「デトックス」(毒吐き)

をしようとしているんです。

 

この「愚痴の毒吐き」をやっていると、

愚痴を聞かされている人の体調は悪くなるし、

負のエネルギーをもらわない方法を知らないと

運勢は確実に悪くなるでしょうね…。(汗)

 

女子会は基本的には

誰かの愚痴の言い合い

になるので、

私は個人的には女子会に参加することはお勧めしません。

 

以前に

【「良い女子会」と「悪い女子会」は選んで参加しましょう☆】

という記事を書きましたが、

女子会もママ会も選んで参加すること

をお勧めします。

「良い女子会」と「悪い女子会」は選んで参加しましょう!

 

 

◆21世紀の「親切心」(前向きになれる質問・コーチング力)とは?

「愚痴の毒吐き」をしている人はスッキリするかもしれないけど、愚痴を聞かされるあなたは”その毒”に犯されるし、たまったもんじゃないですよね?

 

だから、「愚痴の毒吐き」を相手にさせてもダメだし、自分も絶対に相手の「愚痴ゴミ」をもらっちゃダメなんです。

 

もし、相手の「愚痴の毒吐き」が始まったと思ったら、お互いの運勢を悪くしないためにも、相手をストップさせてあげなきゃいけないんです。

 

ですから…

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「あっ、

それ以上そういう話を続けていると、

あなたの運勢が悪くなったら困るだろうし、

もう聞くのやめるね…。」

と言ってあげましょう。

 

それで…

ランチミーティングをする2人の女性

「じゃあ、

この問題が二度と起きないようにするには、

どうしたらいいと思う?」

「その方法を一緒に考えようか?」

と愚痴を言えないように、

前向きになれる相談

に乗ったり、

前向きになれる質問

をしてあげましょう!

 

もし、

それでもダメなら、

愚痴を吐くその人

から素早く逃げてください。

 

そうすることが、

21世紀の「本当の親切心」だし…

「本当の愛」

なんです。

 

ただ

以前に

【結論を出したがる男性は要注意?
《男性が知っておくべき女性が持っている「会話のノルマ」》】

の中で書きましたが、女性は…

ただ話を聞いてもらいたい…。

というときがありますから、

男性はそのあたりをしっかり見極めましょう!

結論を出したがる男性は要注意?《男性が知っておくべき女性が持っている「会話のノルマ」》

 

そして、

その相手の女性が

「愛する女性❤︎」

だったら話を聞いてあげましょう!

 

 

また、

【「問題解決」を望む男たちと「問題解決」を望まない女たち】

の中で紹介しましたが、

女性にしてみれば

問題解決するための質問

を男性にするのはしんどいかも知れませんね…。(汗)

 

◆最後に

【あげまん女性が知っている、男性の「本音」を聞き出す方法 】

の中でも書きましたが、

あげまんの特徴は…

「聞き上手」

「質問上手」

「気づかせ上手」

ですから参考にしてみてくださいね!

 

もし、

あげまんになりたいと思うのであれば、

質問力をつけるためにも

コーチングのスキル

を学ぶこともお勧めします。

     

21世紀は

「自分の蒔いたタネが、

自分に返ってってくる。」

という自己責任の時代に入りました。

 

ですから、

「自分の気持ちを、自分で制御すること」

(感情のコントロール)

が最高の財産になってくるでしょうね。

 

人の話を

「聞き上手」

になって話を聞いてあげるのは良いことだし、

私もこれからの時代に

「傾聴」必要なスキルだと思っています。

 

しかし、

愚痴でも泣き言でも、

何でも聞く「聞き役」になってしまうことは

、愚痴の毒に自分だけではなく、

他の人にも毒に侵されてしまう

ことにも知っておきましょうね。

 

もし、

「愚痴の毒吐き」をして、

心がスッキリしたと勘違いしている人

がいたらこの内容をちゃんと教えてあげてください!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/