プロポーズしてくれない彼、実は「男のマリッジブルー」かも?!

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皆さんこんばんは、宮 弘智です。

 

皆さんは「マリッジブルー」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

「マリッジブルーは女性がなるものですよね?」

というイメージがあると思います。

 

ではなぜ、マリッジブルーは女性がなることが多いのでしょうか?

そもそも、男性はマリッジブルーにはならないのでしょうか?

 

その答えを探るには、男性と女性の結婚に対するプロセスの違いを考えておく必要があります。

 

多くのカップルでは、大体が男性がプロポーズしますね?

 

そして、女性がそれを受けるという流れです。

 

もちろん、うまく行くカップルでは、正式にプロポーズする前に、お互いに…

♂♀「ずっと一緒にいようね!」

という『暗黙の意思の確認』がなされていることも多いわけです。

 

そもそも、

「プロポーズは一か八かでするのもではない…。」

と思いますし、私もあまりお勧めはしません。

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男性もプロポーズを一か八かでやっていたら、心身共にもたないでしょう…。(笑)

ですから、この手順がとても重要な意味を持っているのです。

実は、男性にとって結婚というのはそれなりに、「覚悟が必要なイベント」なのです。

 

経済的な利害関係も密になり、結婚しても「自分の幸せは自分の責任」という考えが大事になります。

 

とは言うものの、自分の幸せをしっかり考えた結果「やはり離婚だ…。」という話になった場合、やはり精神的&経済的負担はなかりに大きいものです。

 

ですから、

♂「僕は”この女性”と結婚して、本当にいいのか…。」

と悩むことは、自然なことですし、その悩みを乗りこえる過程で、男性も人間的にも成長するものです。

 

♂「まあ…、きっとこれからの人生で色々あるだろうけど、ベストを尽くして、この彼女と一緒に頑張っていこう!」

という気持ちになる(腹を決める)ことを心理学的には「コミット」(コミットメント)と表現したりしますが、そのような…

『覚悟』

『コミット』

『決意』

『悟り』

『修行』

と言い方は色々ありますが、結婚をする男性には必要なのです。

 

その「コミット」をするタイミングは、実は男女で違いがあると言われています。

 

プロポーズは男性からすることが多いですから、男性はプロポーズの前に「コミット」しているわけです。

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♂「よし!今日こそ彼女にプロポーズするぞ!」

男性にとってプロポーズをするには…

1、計画性

2、タイミング

3、気合い

など、色々と必要なのです。

 

一方、女性は、彼氏からプロポーズされてから、迷って…、悩んで…、そして覚悟を決めていくわけです。

 

その期間に気持ちが不安定になることを一般的な「マリッジブルー」と呼びます。

 

男性にとって、女性のマリッジブルーに相当するものと言えば…、プロポーズする前に迷う時期♂と言えるわけです。

 

この時期はまだ結婚を決めていないわけですから「マリッジブルー」と呼ばれることはありません。

 

女性の側も、彼が女性で言うところの「マリッジブルー」に相当する状態になっているとは全く思っていないでしょう。

 

むしろ、女性には出産のタイムリミットがあるわけですから、♀「男性はそれがないから気楽で良いわね…。」ぐらいに世間では思われていることが多いかもしれません…。

 

確かにそういう要素も、もちろんあると思います。

 

実は、男性は自分が心の底に持っている気持ちに気づくことが、女性よりも苦手な生き物なのです。

 

ですから、本人も気楽に考えていると勘違いしていても、実際は「マリッジブルー的な状態♂」になっているということは、起こりうることなのです。

 

もしこの内容を、男性のあなたが読んでいるなら、

「自分が結婚に対して思っている気持ちを余すところなく紙に書き出してみる」

ということをお勧めします。

 

「結婚したい気持ち」「結婚に対して抵抗がある感情」も、全て紙に書き出してみることが大切なのです。

 

そして、男性も♂「彼女には言っても無駄だから…。」と言うことなど、諦めていたことなど『今の彼女に対する不満』も全て紙に書き出してみるのです。

 

これが意外に大事なことなのです。

 

それによって、今、気楽に構えていると自分でも思っていたことが、なかなか結婚する気にならないという状況が…

本当はものすごく結婚が嫌だと感じていることが原因である

と気づくかもしれないのです。

(※もちろん、そうでないこともあります。)

 

仮にもしこの内容を、女性のあなたが読んでいるなら、彼は言ってみれば…「マリッジ前ブルー」とか、「プロポーズ前ブルー」とも言うべき状態になっているかもしれません。(汗)

 

ですから、彼にプレッシャーをかけてみたり、女性には出産のタイムリミットがあることを説明してみたりしても、もしかしたら逆効果であることが理解できると思います。

 

男性はここ一番と言うときに、♂「自分の意見を押しつけてくる女性とは、あまり結婚したくないなぁ…。」と潜在意識は感じるものです。

 

この気持ちは、男性だけではなく、女性からしても同じ気持ちだと思います。

ではどうしたらいいの?という話になるわけです。

 

ここで一番大切なポイントがあるとすれば…

『彼があなた(彼女)にどんなことに不満や不安を持っているかを、ちゃんと聞いておく。』

ということです。

 

彼だって「彼女の助けになりたい。」と思う気持ちはもちろんあるのです。

 

でも、彼は神様ではありませんから、絶対完璧ではありません。

 

彼にも、限界も、弱さも、ある程度の甘えもあるわけです。

 

それを受け止められる大人の女性でいることが、彼の「マリッジ前ブルー」「プロポーズ前ブルー」を解消する、一番の特効薬なのです。

 

結婚はこのように「コミット」(コミットメント)が必要なぐらい重要なイベントですから、私は出会って相手のことをよく知る前から…、

「結婚しよう!」

「私と結婚して欲しい!」

という人間は、個人的にあまり信用できないと感じています。

 

※むしろ、なかなかプロポーズできないぐらいの男性の方が、本気で悩んだり、本気で考えたりしていると私は思うのです。

 

なかなか彼女との結婚に踏み切れない男性の方、彼氏がなかなかプロポーズしてくれないとお嘆きの女性の方など、その症状は、言うところの『男性のマリッジブルー』「プロポーズ前ブルー」「マリッジ前ブルー」かもしれません。

 

◆最後に

いかがだったでしょうか?

そのような視点を一度持って、プロポーズしてもらう対処法を考えてみてはいかがでしょうか?

 

彼の気持ちがわからなくなったときには、またこのブログを読み直してみてください!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/