男には縄張りがある!?

今日は男心の『縄張り』についてお話しましょう。


動物には『縄張り』なるものがあります。


特にカワセミはなわばり意識が強いことで有名です。

人間にも同じように『縄張り』があるのです。

それは、ホメオスタシスからくる『コンフォートゾーン』
大きく影響しているようです。
(コンフォートゾーンとは、直訳した意味のとおり「心地よい空間」のこと。
これは物理的な空間に限ったことではなく、精神的な空間(抽象空間)も含まれます。
人間は自分がコンフォートゾーンの中、つまり心地よい空間にいるときは、
高いパフォーマンスを発揮することができます。
逆にコンフォートゾーンを外れてしまうと、とたんにパフォーマンスが下がります。
例えば、ゲームが好きなオタク青年が、秋葉原のゲームセンターに行くと目を輝かせてゲームに熱中します。
しかし、六本木の華やかなパーティー会場に行くと落ち着かなくなってしまいます。
これは、彼にとってゲームセンターがコンフォートゾーンで、パーティー会場がコンフォートゾーンではないからです。)

今日は男女関係にフォーカスして
『男心のなわばり』についてお話して行きます。

女性の皆さんに肝に銘じていておくとよい事で特に大切なことは、
男性がまだ準備不足の時に彼の口を開かそうとする行為を慎むということなのです。

これは子育て(男の子)をするお母様にも言えることなのです。

たとえ彼がストレスに苦しめられていたり、
何かに悩んでいて自分の穴に閉じこもってしまっていたとしても、
それが自分に対する個人的な理由によるものだと受け取ってはいけません。

なぜならば、
そうのようなことは頻繁に起こりうることなのです。

決して彼女に愛想を尽かした訳ではないのです。


時が来れば彼はちゃんと帰ってきます。

大切なことは、彼が入り込んでいる自分の世界の中まで
彼の後を追い回さないことです。もし、そんなことをしたら
彼の世界を守っている『番人』に八つ裂きにされてしまうでしょう…。

不必要な争い事の多くが、女性のこうした『行為』によって
引き起こされているようです。

彼女たちの多くは、男性が問題を抱えて苦しんでいる時に
沈黙の世界に一人で浸りたいのだということをどうしても理解できないのでしょう…。

彼女が自然に彼に向かって口を開かせようとするのです。

もしも、問題があるとすれば彼の沈黙の世界から引き出して、
そのことに関して打ち明けさせ、自分の助けで立ち直らせようとするのです。

彼女は「何か心配な事でもあるの?」と彼に聞きます。

すると彼は即座に「いや、別に…」と答えますよね?

しかし、彼女には彼の苦しみが感じられるのです。

どうして『それ』を押し隠そうとするのか彼女には理解できないのです。

その結果は、彼女が彼を沈黙(彼の世界)の中から引きずり出す変わりに、
無意識に彼の『その内なる思索』を邪魔してしまう結果となるのです。

そして、彼女は再び彼に質問を繰り返すのです。

「そんなこと言ったって私には解るんだから。
あなたは何か悩みがあるのね。それは、一体何なの?私に話せないことなの?」

彼は言います。

「本当に何でもないんだよ。」

彼女はさらに言います。

「本当に何でも無いっていうの?
いや、あなたは絶対に何か悩んでいるんだわ…。どうなの?」

「うるさいな!俺は何にも悩んでなんかいないよ。
放っておいてくれないかな」
と彼は声を大きくします。

「ねえ、どうしてそんなこと言うの?もう私には何も話したくないの?
私はあなたの気持ちが良くわかっているのに…。
もう私なんて愛していないのね…。
あなたが私を嫌っている事だって私にはわかっているのよ。」

この時点で、彼は自制心を失って、後になって後悔するような内容を口走るのです。
彼の『心の番人』が現れて、彼女を八つ裂きにかかるのです。

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1 個のコメント

  • 記事を読んで 男性としてすごく納得しました。
    実は私は長年料料理をやってきて、その経験を生かし『料理レッスンのトレーニング』したいと考え活動中です。その中で『男性の胃袋を掴む』と言うことに多くの女性が書く記事に違和感を感じ、独自での見解の資料を探していてこの記事にたどり着きました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/