男性が言う「何でもない…。」は何でも無くないサイン！？

今日は男心のについてお話しましょう。

今日は男性が言う「何でもない…。」についてお話しましょう。

その前に男には無くてはならない「書斎」（プライベートエリア）の
お話をしたいと思います。

男性には「書斎」と言われるプライベートな空間があります。

女性の皆さんは書斎と言ってもピンと来ないと思います。

動物には「縄張り」（なわばり）なる場所があります。

特にカワセミは縄張り意識が強いことで有名です。

人間にも同じように縄張りがあるのです。

今日は男女関係にフォーカスして
『男心の縄張り』についてお話して行きます。

女性の皆さんに肝に銘じていておくとよい事で特に大切なことは、
男性がまだ準備不足の時に彼の口を開かそうとする行為を慎むということなのです。

これは子育て（男の子）をするお母様にも言えることなのです。
たとえば彼がストレスに苦しめられていたり、
何かに悩んでいて自分の穴（書斎、部屋、仕事場、プライベートな空間）に
閉じこもってしまっていたとしても、それがあなたに対する個人的な理由に
よるものだと受け取ってはいけません。

なぜならば、男性には”そうのような事”は頻繁に起こりうることなのです。

決して彼女に愛想を尽かした訳ではないのです。

時が来れば彼はちゃんと帰ってきます。

大切なことは、

「彼が入り込んでいる自分の世界の中まで彼の後を追い回さないことです。」

もし、そんなことをしたら、

彼の世界を守っている”番人”に八つ裂きにされてしまうでしょう…。

不必要な争い事の多くが女性のこうした”行為”によって
引き起こされているようです。

彼女たちの多くは、

男性が問題を抱えて苦しんでいる時に、
彼らは沈黙の世界に一人で浸りたいのだということを
どうしても理解できないのです。

女性の皆さんがやりがちなことは、
彼に向かって行っては、彼の口を開かせようとするのです。

そして、彼の沈黙の世界から引き出して、
そのことに関して打ち明けさせ、
自分の助けで立ち直らせようとするのです。

彼女は彼に言います。

「何か心配な事でもあるの？」と彼に聞きます。

すると彼は即座に…

「いや、別に…何でもない…。」

と答えますよね？

しかし、彼女には彼の苦しみが感じられるのです。

どうしてその苦しみを押し隠そうとするのか彼女には全く理解できないのです。

その結果は、彼女が彼を沈黙（彼の世界）の中から引きずり出す変わりに、
無意識に彼の”その内なる思索”を邪魔してしまう結果となるのです。

そして、彼女は再び彼に質問を繰り返すのです。

「そんなこと言ったって私には解るんだから！
あなたは何か悩みがあるのね。
それは、一体何なの？私に話せないことなの…？」

彼は言います。

「本当に何でもないんだよ。」

彼女はさらに言います。

「嘘よ！本当に何でも無いっていうの！？
いや、あなたは絶対に何か悩んでいるんだわ！どうなのよ！？」

「うるさいな！俺は何にも悩んでなんかいないよ！
”少しの間”放っておいてくれ！」

と彼は声を大きくします。

「ねえ、どうしてそんなこと言うの…？
もう私には何も話したくないの？
私はあなたの気持ちが良くわかっているのに…。
もう私なんて愛していないのね…。
あなたが私を嫌っている事だって私にはわかっているのよ…。」

この時点で、彼も自制心を失い、
後になって後悔するような内容を口走るのです。

彼の”心の番人”が現れて、彼女を八つ裂きにかかるのです。

女性が”八つ裂きにされる”という表現は、
男性がデリケートになっている時など、
打ち壊してしまった場合だけではないということです。

彼が彼女に対して「今自分は”自分の世界”にこもっている」だとか
「殻に閉じこもろうとしている」という警告を発しているにもかかわらず、
それらを誤解した時に彼の心の中に居る”番人”の怒りに触れてしまうからです。

男性は女性に「何があったの？」と聞かれれば、

彼は一言「別に」「大丈夫さ」と答えるだけでしょう。

この、何気ない”信号”で、彼の本音を読み取り、
一人そっとしておく必要があるのです。

それが唯一の方法なのです。

男性は「俺は今な悩みを抱え込んでいる、だから一人になって考えたい…。」
などといちいち言わず、このような”独り言”を言った後に、
突然、口を閉ざして”自分の世界”の中にこもる習性があるのです。

女性は、男性が「別に…」と答えた時に、
「確かに、今は問題を抱え込んでいる、
でも自分で解決出来ることなんだ。

誰の助けもいらない。

自分の力で解決したいんだ。

だから、しばらく一人にしておいて欲しい。

余計な心配をしないで俺を放っておいてくれるのが良いんだ。

俺一人の力で危機を抜け出すと信じて欲しい。」

と彼が訴えている心の声に気づくことが大切です。

男性は問題や試練は自分の力で解決することで、
その出来事に立ち向かうだけの力をつけることが出来るのです。

「問題」を「問題」と思わなくなる為にも大切な事なのです。

『それは、男の器を大きくするチャンスなのです。』

その事を知らないで、
相手の男性が「別に…」や「大丈夫だよ」と答えるのを聞いた時に、
女性は”自分が拒否されている”かの様な気にさせられてしまうのです。

すると、女性としてはしつこく更に彼に質問をし続けて、
勝手に彼が抱えている問題を想像し、あれこれ意見を述べたのち、
救いの手を差し伸べているような気になってしまうのでしょう。

彼女に、パートナーの一言、
真意を語る”信号”ということがわからないのでしょう。

その”信号”に対し、あなたは彼をそっとして置くのが一番の対処法なのです。

でも「彼の為に何か出来ないかしら…」と
思う女性は多いと思います。

男性の立場としては”放っといて欲しい”のが本意なのですが、
それでもと言うなら一つ方法があります。

それは、

黙ってそっとコーヒーを差し出してくれるだけで良いのです…。

子供たちと奥さんが笑顔でいてくれればそれで良いのです。

すると彼は、

「悩んでもしょうがない。一歩踏み出すか」

「俺には守るものがあるんだ。
こんな事でクヨクヨしても仕方ない、
ここらで頑張ってみるか！」

となる訳です。

どうですか、男ってやっぱり単純でしょ？（笑）

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