今日は「変化」についてお話していこうと思います。
「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす」
という言葉をご存知でしょうか?

花も綺麗に咲き誇って、良い香りがしていますよね?
ですが、その綺麗な花もいずれ散っていくのです…。
人生も、楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことばかりではないんです。
そして、悲しいこと、悔しいことむなしいこと、不幸なこと、損すること、様々なものや現象や出来事が起こるんです。
そうやって、同じことがずーっと続くことがないのが「人生」なんです。
これは「同じことが続かない」ということが、すべての万物に共有していることなんですよね?
昔の人たちは「文学的」に素晴らしい表現をしています。
ぎおんしょうじゃのかねのこえ
しょぎょうむじょうのひびきあり
しゃらそうじゅのはなのいろ
じょうしゃひっすいのことわりをあらわす
おごれるひともひさしからず
ただはるのよのゆめのごとし
たけきものもついにはほろびぬ
ひとえにかぜのまえのちりにおなじ
永遠に続くと思われていた平家一族も滅びていったわけですよね?
「変化」とは【地球の法則】で、あげまんの特徴でもあるのです。
①「変化」して当たり前とは?
地球上のすべての生き物は「変化」していっています。
草花の成長でも、芽が出て、つぼみになって、見事な花を咲かせて、やがてはその花も散って、大地に溶けて新たなエネルギーになっていき、また大地から芽が出て…、その繰り返しなんですよね?
人間もそうなんですよね?
ある教えによれば、人間も「転生輪廻」を繰り返していくと言われています。
朝が来て、夜がきて、季節が変わって、何もかもが変わっていくのですよね?
これは流れでもあり『自然の摂理』なんです。
すべては変化して当たり前なんです。
その変化には「良い変化」もあれば「悪い変化」もあるわけです。
良いときもあれば、悪いときもあるんです。
晴れの日もあれば、雨の日もあるんです。
これは人生でもそうなんですよね?
ですから、「変化」を恐れることはなんです。
②変化は「美」の一部とは?
変化に強い人の考え方としては…
「良い方向に変化していこう!」
という思いがあるのです。
変化を良くするには、ある程度の努力が必要です。
ですから、「変化」は変化で色々な選択もあるし、色々な美しさがあるのだから、
変化を「美」の一部
として思えば風情と思えるのです。
つまり、「あげまん」と呼ばれる人たちは変化を上手に生きている人のことで、「変化」することに対して恐れずに…
・「変化」をどう活用しようか?
・「変化」をどうやって利用しようか?
・「変化」をどのようにして味方にしていこうか?
ということを考えている人たちなのです。
③ 変化を前向き考えるための「知恵」とは?
年をとることもある意味での「変化」ですよね?
この加齢という変化を嘆く人たちもいます。
ですが…
年を取ったことで、良いことは何だろう?
ということを考えることで、初めて『良い知恵』が付くのです。
それは、「人生を生き抜く方法」だったり、「人を見抜く方法」だったり、若いころは全く理解できずに見抜けなかったことだったり、色々なものが見抜けるようになってくると…
「あぁ、こうすれば良かったんだ!」
「そっか〜、そういうワケだったんだ〜!」
「なるほど、やっと気づいた!」
というふうに、一つ一つ発見できるようになるんです。

「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者で漫画家の水木しげる先生が…、
「僕は70歳になってから、一週間に一回お利口になっているんです!
若い頃はぜんぜん気づかないで、見過ごしていたことが
『こういうことだったのか〜!』
とぜんぶ解ってくるようになって嬉しくなっちゃってね!
ですから、年を取るのが楽しんですよ!」
とおっしゃっていました。
まさに「生きる達人」だと思いました。
◆最後に
人は何にでも、プラスにプラスに考えて、マイナスのことも全部プラスに考えていくことは「人間の才能の一つ」です。
そういう考え方を持ったり、そういう方法を考えつく人は「あげまん」と言われる人の特徴のです。
以前に【「ダメよ〜ダメダメ…。」とわかっていても変わらないの?そんなあなたは『さげまん』です。】の中でも書きましたが、
・変化を楽しめる人は「あげまん↑」
・変化を怖がる人は「さげまん↓」
ですからね!
ですから、「変化」を恐れることは何もないですし、あげまんになって「変化」を楽しんでいきましょう。
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