頑固な「さげまん」が、柔らかい「あげまん」に一生かけても勝てない理由とは?

 

 

 

 

最近、色々な方からの質問で”多い質問内容”があるでそれに答えたいと思います!

 

質問は一つなのですが、答えが”幾つもある問題”なので、この問題に答えるほうは大変です。

 

ですから、あなたに”ピタっと合う答え”かどうかはわりませんが、『あなたの気づき』になると思うのでお話して行きたいと思います。

 

それは…

「私『頑固』なんだけど、頑固を直したいと思っていて…、どうしたらいいでしょうか?」

という質問なのです。

 

実は、この質問には「無理」があるのです。

 

それはなぜかと言えば、「私は頑固が直せないから…。」って言う人は、人がいくらいいアドバイスやコーチングをしても、もともと”頑固な人”ですから直さないんですよね…。

 

どんなにいいアドバイスをしたとしても彼らは「でも私は…。」「それでも私は…。」「だからと言って…。」「それは無理です…。」「そんなことしたくありません…。」と言って、自分を変えようとしません。

 

当の本人は「頑固を直したい!」って言っているけど、実は”頑固”を直したくないんですって…。(汗)

 

そういう人は、『頑固』という言葉に”不思議な魅力”を感じているのです。

 

◆頑固者が持っている「不思議な魅力」とは?

『頑固』と言うと”一本スジが通ってる。”とか、”ブレていない。”とか、何かそういう「誤解」みたいのがあるのです。

 

そういう人って、『頑固の本当の意味』を間違って使っているのです。

 

この世の生物というのは、みんな成長しているんです。

 

それは木でも草でも、人でもそうです。

 

木でも”千年ぐらい経ってる木”ってスゴいですよね?

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縄文杉でも、今も少しづつ少しづつ大きくなっているのです。

それで、”成長が止まった木”というのは、もう死ぬしかないんです…。

 

1000年以上経ってる縄文杉も、毎年毎年”新しい葉っぱ”が出ます。

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青々とした葉っぱが出てくるんです。

それを人間に例えると、人間は16歳〜20歳の年齢で身体の成長は止まりますよね?

でも、その後でも『魂』とか『精神』とか『心』が成長し続けるんです。

 

精神的なことで『頑固』っていうことは…、

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「私はもうこれ以上”成長”したくない…。」

と言っているのと同じなんですって…。(汗)

 

これって、なんとなく”一本スジ”が通っているような、なんとなく”ブレがない”ような感じがする人がいるのです。

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そもそも『頑固』が良いと言うのは、昔から伝わる「茶道」の伝統を末代に伝えるのなら良いんです。

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それを色んなことして、茶道の茶会のときに「抹茶フラペチーノ」とか作ったら、そりゃマズいですって…。(汗)

 

ですから、おそらくあなたが困ってるのは技術的なことじゃなくて、精神的とかの『心の問題』なのです。

 

心の問題は『魂が成長する』ことってありますよね?

 

そうすると「いや、私も学んでるんです…。」って言うけど、「頑固な人」が精神的なこと勉強したり、いろんなことを勉強するとどうなるかって言うと…、

”自分を変えないで、人を言い負かすこと“

に使うのです。

 

だから、”すっごい理屈っぽくなる”のです。

 

だから、理屈を言えば言うほど「この人は頑固だなぁ、嫌だなぁ…。めんどくさいな…。」って思われるんです。

 

これは「さげまん女性」「さげちん男性」に共通する特徴です。

 

その人は「素晴らしい知識」を持っているのはわかるのです。

でも要は、

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”人のことをやり込めたいけど、自分のことはやり込められたくない…。”

と思っているように見えるんです。

 

だから、その度に「あなたは頑固だね…。」って思われるんですって…。(汗)

 

「あなたは頑固だから、直した方がいいですよ。」と色々な人に言われるんだけど、”自分は頑固だと思ってない”からそう言われても意味ないんです。

 

そういう人は”自分が頑固だと思ってない”うえに、相手の人が「何か自己主張してる。」ように思えてならないから余計に『頑固』になっちゃうんですよね…。

 

だから、そういう人は「頑固」を直す気がないんです。

 

◆頑固を直す気がないけど「頑固を直したい。」と言う人とは?

そういう人は頑固を直す気はないんだけど…、

「私は頑固を直すにはどうしたらいいでしょう?」

「頑固を直すには何をすればいいですか?」

と言うけど、ホントは頑固を直す気はないのです。

 

そう言う人は、「頑固を直す格好」を見せて話を聞きに来ているだけなんです。

 

そういう人に「あなたはこういう風にすると良いですよ。」と、うっかり言ってしまうと…、

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♂「いや、”わかっています”けど、私にはそれは出来ないんです。

私はこういう人間なんです。

自分なりにやってみます。」

と言って結局は頑固を出すのです。

 

今まで“自分なり”にやってきたから「頑固」になっちゃったんだよね?

 

だから、“自分なり”になっても「頑固」は治らないよ!

 

以前に【さげまん女性の特徴は、わかっていても変わろうとしない…。】でも書きましたが”わかっていても変えない人”「さげまん女性♀」「運気が低い男性♂」の特徴ですからね。

 

人間関係の中で、相手が「私はこう思ってます。」と言うなら、あなたは「ああ、そうですね~、それはイイ考えだね〜」って言えばいいだけなんです。

 

◆”柔らかいあげまん“が言う、「わかるよ。」という口癖とは?

相手が「あなたはこういう風にしたらどうですか~?」と聞いてきたら、あなたは「あ~、いい意見、ありがとね~!」って言えば良いんです。

 

それは何故かですかと言えば、

「その人にしてみれば、あなたに『良いアドバイス』をしているつもり。」

ということなのです。

 

ですから、あなたからしてみれば「くだらない話だな…。」と思うかもしれません。

 

でも、あなたのことを思って『一所懸命』になって言ってくれているのです。

 

相手にとってみれば『最高の意見』とか、『最高のアドバイス』を言ってくれているのです。

だから、あなたは「いい意見、ありがとう~!」って言えばいいんです。

 

少しぐらい相手の言っている内容が訳のわかんないものでも、「あぁ、そうなんだ!」とか「なるほどねぇ〜!」とか「あぁ、よくわかったよ〜!」とか言えれば良いんです。

 

だから「わかるよ」と言ったからといって、「私はあなたの意見に納得しました。」って意味じゃないのです。

 

誰かがあなたに対して意見を言ったとしても、「あなたの”言いたいこと”はわかった。」と言っているだけなんです。

 

以前に、【敵を味方に変える「そうだね、その気持ちわかるよ…。」という魔法の言葉《女性にモテる会話術❤︎》】という記事を書きましたが、あなたは”あなたの意見”を持ち続けて良いのです。

 

「わかるよ〜」

「そうなんだ〜」

「なるほど、わかったよ〜」

「あなたの言いたいことは、わかるよ〜」

たったそれだけなのことなんです。

 

あなたが相手に「わかるよ。」と言ったからって、あなたが「自分はそれをやらなきゃなんないんだ…。」って、そりゃ無理ですって。

 

あなたは「ああ、わかったよ〜」と言って、”自分の好きなこと”をしてれば良いんですって。

そういう人を『柔かい人間』と言うんです。

そういう柔らかい女性を『あげまん』って言うんです。

 

 

「徹底的に戦うか!?それとも徹底的にやられるか…。」それって、両方とも『頑固』なんですって…。(汗)

 

嵐に立ち向かっても”良いこと”なんて、何もないんですって…。

そういう嵐(そういう人)はヒラリとかわして行きましょう。

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♀「私は心にもないことは言えません…。」

その考え方が『頑固』なんですって…。(汗)

 

 

◆実は「頑固なさげまん」でいるほうが楽とは?

実際には「私は頑固なんです。」って言ってるほうがラクなのですよ。

 

人間は結局は”楽なこと”しかしたくない生き物なんです。

 

でも、”その楽なことに付き合わされる相手”は溜まったもんじゃないんですって…。(汗)

 

「頑固な人」に相談さるほど、辛くて”嫌なもの”は無いのです。

 

「私は頑固直したいんです。」と言うなら、本当は直せば良いのです。

 

笑顔でニコニコしてればいいんですって。

 

「そうだね、わかるよ〜!」

 

この一言で、頑固なんかなくなっちゃうんです。

 

最後に

「そうだね、わかるよ。」と言ってみよう!

 

「頑固を直したいんです…。」と言っても、”頑固を直す気が無い”のであれば、「頑固を直したい。」と言わないことですからね。

 

もし、”頑固を直す気”があるのであれば、たった一つです。

 

それは…、

「そうですね、わかりました。まずやってみます!」

と言ってみてください。

 

何でも「成果」「結果」を出す人の特徴は、『まずは言われたことをやれる人』という”素直な人”です。

 

人生の中で「ダマされても良いからやってみよう!」と思って、”素直にやってみる”ことも大切なこともありますからね。

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/