おとなの人生を変えるのは、たいてい「恋」か「仕事」か「お金」です。

このブログを初めてお読みになる方は最初に→【あげまんとは?】をご覧ください。

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皆さんこんばんは、宮 弘智です!

 

今日は「お金」「仕事」「恋愛」の話をしたいと思います。

 

ある言葉があります。

おとなの人生を変えるのは、たいてい「恋」か「仕事」か「お金」です。

 

以前、私の師匠に「お金はどうしたら稼げるのでしょうか?」という質問をしたことがありました。

 

「お金を稼ぐ前に、”お金はどうして動くのか?”を考えな…。」と教えてもらいました。

 

ですから、「何でお金が動くのか?」を考えなくてはならないというのです。

 

お金は人が動かしています。

 

もっと言えば、”お金は人の感情が動かしている”のです。

ですから、

「感動のないところで、お金を動かすことは出来ない。」

ということを知っておかなくては、何をやっても「有」「無」に返してしまうのです。

 

◆「感動」がお金の流れを生む!?

その昔、日本は”パーティー”という習慣がありませんでした。

 

「人に感動を与えると、パーティーに来る。」

と言うのです。

 

パーティーをすると、人はわざわざ新しい洋服を買って来るのです。

特に結婚式に出席する女性は、ドレスを結婚式に出席するたびに買う人がいます。

 

そして、電車にも乗るし、ホテルに泊まる人もいるのです。

 

”たった一つのパーティーの感動”が…

「人々が消費を生み出す。」

というのです。

 

分かりますか?

 

師匠曰く、

「感動を与えられないで、お金だけ取ることは、逆にものすごく難しい…。」

と言っていました。

 

だから、モノ作りでもサービスでも、何でも「感動を与えるような演出」をしてあげることが、お客様に対する「サービス」「おもてなし」に繋がるのです。

 

◆人に感動を与える方法とは?

では、どうすれば「感動」を与えられるのでしょうか?

そのことを、しっかりと頭の中で考えなければなりません。

 

自分が感じている感動が「違和感」「嫌な感動」というのもがあるのです。

 

感動というのは”素晴らしいものばかりではない”のです…。

 

そもそも「感動」というのは、心理的に言えば心の動きの『情動体験』が引き金となっているのです。

 

専門的にいえば感動とは「情動体験」(情動)と言います。

 

◆情動とは?◆

恐怖・驚き・怒り・悲しみ・喜びなどの感情で、急激で一時的なもの。情緒など。

あなたが今やっていることで上手くいっていないとすれば、あなたがやってい「方法」「やり方」が間違っているのかもしれません。

 

ですから、「相手にどのような影響を与えてるか?」を常に考えなくてはなりません。

 

◆アメリカ人は感動を与えることが上手

アメリカ人は、物事に感動を与えることがとても上手な民族です。

 

ですから、映画産業や「ディズニーランド」「ユニバーサルスタジオ」などのエンターテイメント産業でも群を抜いていますよね?

 

外国からやって来た「ミュージカル」が良い例です。

 

アメリカのミュージカルなど映画など、脚本を書いてる人はちゃんと”高い社会的地位”が確立されているのです。

 

彼らの中には…

”心の動きが見える人がいる”

というのです。

 

そうでなければ、自分の周りしか見えていないので、「この品物を安くいくらで売っていこう…。」という、安くすれば売れるという”安売り”をする考えが起きるのです。

 

◆日本人は安く買えれば感動する種族?

日本人が感動を与える方法を取るときは…

「よそで1万円で売ってる物が、ここにだと5,000円(半額)です!」

という”安く売る”というような、ただそれだけなのです…。

 

ですから、”物に対する値下げの感動しか与えられない…。”のです。

 

でも、”安く物を買いたい人”にとっては、いい話ですよね?

 

ただ、安売り屋が1軒できると、その周りの店舗が10軒のお店が潰れるのです…。

「今こういう美容室が流行ってます!」

などと言いますが、こういう美容室が流行ったということは、床屋や他の美容室が何軒も潰れているのも事実です。

 

安売りをする店が本当に流行りだとして、「日本の景気全体が良くなる!」ということはないらしいです。

 

1軒のお店だけ栄えて、10軒のお店が潰れるということは、スポットを当てれば一見それで良いと思われます。

しかす、社会全体をみると、良くないのです。

 

ですから、これからは「別の形の感動を与えなければいけない。」ということになるのです。

 

◆「感動の形を変える」とは?

日本にディズニーランドが入ってきたとき、ものすごく、日本の中の遊園地は潰れたのです。

 

なぜ日本の遊園地は潰れたのか…?

今までの日本の遊園地というのは「ジェットコースターを作ればいい。」というような”絶叫系の乗り物と、お化け屋敷を入れればいい”という考えでした。

 

そのときの日本は「遊園地は”絶叫や恐怖”を提供するものだ。」と思っていました。

 

しかし、ディズニーランドは”入口に入ったときから、”おとぎの国”なのです。

 

私も働いていたからわかるのですが、ディスニーリゾートは「おとぎの国」ということを徹底しているのです。

 

みなさんも聞いたことがあると思いますが、ここだけの話、あそこの地下ってすごいのです。

 

園内にレストランがあるということは、食材を運ぶ人がいなければいけません。

 

もし、園内で”食材を運んでくるトラック”を見たら、一気に”おとぎの国のムード”が覚めるのです。

 

分かりますか?

 

だから、”そういうの”はちゃんと地下に入れて隠しているのです。

 

そして、園内の掃除をしなきゃいけません。

掃除をするキャスト(スタッフ)も”ディズニーランドにふさわしいようなパフォーマンス”をしながら掃除するのです。

わかります?

「そこまで考えている。」

のです。

心の中の感動というものを「どうやって感動を与えられるか?」を考えて、考え抜いているのす。

 

ですから、日本の中にもいっぱい設備が整ってるテーマパークはたくさんあります。

それでもディズニーランドには勝てないのです。

「ジェットコースターだけならうちの方が世界一だ!」

「絶叫マシンはうちが一番だ!」

「お化け屋敷はナンバーワンだ!」

と言いますが、そのころの日本人は感動という意味を履き違いていました。

 

そういう人達は感動の比較ができずにいたし、「恐怖」「絶叫」と言うのは誰がやっても怖いのです。

 

この「恐怖」「絶叫」も立派な情動という感動です。

心の動きなのです。

 

「恐怖」や「痛み」も立派な感動(情動)!?

「恐怖」「絶叫」という感情は誰でも持っていますから、

「ジェットコースターが何十メートル落っこちます!」

「高いところから宙づりになってヒューっと落ちる!」

というものも「感動」するのです。

 

「絶叫マシンの感動」「安売りの感動」は誰にも出来きますし、簡単なのです。

 

世の中は「恐喝」「人を脅してお金を取る方」がいるぐらいです。

 

そうではなくて、心がワクワクしてしまうような、ウキウキを忘れられないような、思わずおみやげを買って行きたくなるような、そういうものが「ディズニーランド」に比べると落ちるのです。

 

ですから、たった一つとっても忘れられない「いい感動」なのです。

 

恋愛や結婚も「感動された人」の勝ち!?

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♀「私、ハンバーガーを作るのが得意なの!」

という、ちょっと腕のいい人が作ると、マクドナルドより美味しいハンバーガーが作れるのです。

ペンを持つ女性

彼女が彼にハンバーガー作ってあげるときに…

♀「彼に感動をどうやって与えられるか?」

という、その感動を考えてるのです。

 

彼は「その感動をもう一度感じたい!」と思い、彼は益々彼女のことが好きになるのです。

 

ですから、恋愛やパートナーシップでも「感動」ということを考えなければ、ダメなのです。

感動というのは、金をかけなくても「感動」は与えられる!

のです。

 

この「感動」に中に「愛情」というものがあります。

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この「愛情」いうものは、”金だけかけても出来るものではない”のです。

 

◆感動を与えるには「タイミング」と「メッセージ」と「場所」が大事

私はリッツカールトンのオープニングスタッフで働いていました。

 

どんなものも「感動」を考えないで仕事をしたら、たいした結果は出ないのです。

 

だから、大事な人にプレゼントする時は…

・どんなタイミングでやればいいのか?(いつ)

・どんな言葉を添えたらいいのか?
(メッセージ)

・どの場所で渡すのがいいのか?
(場所)

その「感動の演出」のことを考えて欲しいのです。

 

ただ、品物だけを渡せば感動するという訳ではないのです。

 

渡すときに感動を「演出する。」のです。

ですから、感動を与えるときは、”一芝居も、二芝居も打つ”のです。

 

その感動ということを「自分たちが、考えなきゃいけない。」ということです。

 

そうです「プロ」ということは、そういうことなのです。

「自分は仕事をして食べていかなければいけない…、何かいい仕事がないかしら?」

あなたの言ってることは間違いではありません…。

しかし、あなたは感動を与えているでしょうか?

そのことを考えてみましょう。

 

◆感動を盛り下げる「さげまん女」と「運気が下がった男」になるな!

結婚式も「最高の場面」なのです。

結婚式は一生で一度ですからね。

中には、一生に二度や三度も結婚式を人もいますけどね〜(笑)

 

結婚する夫婦は何百万円もかけてスターになっているのに、”その感動をさらに盛り上げる人”がいるのです。

「彼は、学生時代おしっこをもらして…。」

「彼女は2人の男性を愛して、二股したときに私は色々と相談に乗ってあげて…。」

とか言って”盛り下げる人”もいますが、そういうことをしちゃいけません。

 

まして、商人や客商売をしている人は、そんなことをしてはいけません。

 

「私はインターネットで商売をしているから関係ない。」と言っている人も、関係大ありです。

 

そして、恋愛も一緒です。

「愛する人の心を盛り上げられる人」
(女性はあげまん、男性はあげちん)

「愛する人の心をもり下げる人」
(女性はさげまん、男性はさげちん)

だったら、あなたが一緒に居たいと思う人はどちらの方でしょうか?

私の師匠曰く、

幸せになれる人は「感動を作る人」です。

そして、人生で一生涯を共に過ごしたいと思われる人は「良き感動を作る人」なのです。

あなたは、どのぐらいの感動を作れるか?

 

そして「人はその感動にひたりたい…。」と思っているのです。

「あなたに、また会いたい。」と思う人は、相手の心の中で何かが動いてるのです。

 

ですから、人に痛みを与えてはなりません。

 

商売人なら、お客様を病気にしたり、お客様に怪我をさせたち、お客様が嫌がることは絶対にしちゃいけません。

 

もし、そのようなことをしてしまったり、嫌な方に振り子に動いたときは…

「あなたに会いたくない…。」

「あなたのお店には行きたくない…。」

と思われるのです。

 

それが、良い方の振り子に動いたとき…

・あの人にまた会いたい!

・そこのお店にいきたい!

・あの人のサービスを受けたい!

・どうせ何かを買うなら、そのお店で買いたい!

と思うのです。

相手の「心の振り子」をどうやったら動かせるか?

自分は、何の為に「この仕事」してるのか?

この感動というものを頭の中に入れて、「恋愛」「仕事」「商売」をするだけではありません。

 

すべてのことをやっていかなければ、何にもできないのです。

 

最後に

もし、あなたがパーティをするとしたら、どうやったら感動を与えれるでしょうか?

・音楽はどうしたらいいか?

・照明はどうしたらいいか?

・料理はどうしたらいいか?

・演出はどうしたらいいか?

ものすごく、気を使うと思います。

 

すべては、相手に喜んでもらうための「感動」を与えるために必要なことなのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/