クライアント離れができる、器の大きい「あげまんカウンセラー」とは?

このブログを初めてお読みになる方は最初に→【あげまんとは?】をご覧ください。

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皆さんこんばんは、宮 弘智です!

 

以前に【「風邪を引きました」とつぶやく個人事業主には、仕事の依頼は来ない。】という記事を書いたところ、多くの反響がありました。

 

そこで、「仕事の話 第二弾」をしたいと思います。

 

私の周りでは、コンサルタント、カウンセラー、ヒーリング(ヒラー)、コーチング(コーチ)、などの仕事を個人でされている方々がいます。

 

その中には、「クライアント付き合いが上手な人」「クライアント付き合いが下手な人」がいます。

 

これは、人に何かを指導しているインストラクターなどの「指導者」に言えることなのですが、先生と生徒の関係にもかかわらず、『生徒離れ』ができない指導者がいるのです。

 

特に個人経営をされている指導者に多いのですが、『生徒離れができない指導者』が経営的に行き詰まっている傾向があるようです。

 

そこで本日は【クライアント離れができる、器の大きい「あげまんカウンセラー」とは?】と題してお話します。

 

現在、何かの「勉強」「スキル」を、指導者(コンサルティング・先生・コーチ・カウンセラー)をからお金を出して教わりたいと思っている人はぜひご覧ください!

 ◆生徒を囲い込んで「生徒離れできない指導」とは?

私は以前、10年ほどテニスコーチの仕事をしていました。

 

テニスクラブのレッスンは、「初級クラス」の生徒が上手になると「初中球クラス」へ進級して、さらに上達をすれば「中級クラス」から「上級クラス」へどんどん進級していくシステムになっています。

 

そこで学んだことがあるのです。

 

それは、『素晴らしい指導者』『良いインストラクター』は、生徒が進級したり、自分の元を卒業したりすることを認められるかどうか?で決まります。

 

あるインストラクターは、自分の元を離れた生徒に対して意地悪をしたり、無視をしたり…

インストラクター
お前はもう私の生徒じゃないから、もう知らない!
と冷たいことを言う人もいました。

 

ですから、生徒が自分の元から旅立つことを認められるのが『器の大きい、あげまん指導者』(インストラクター・コーチ・カウンセラー)なのです。

 

インストラクターやコーチ、カウンセラー、ヒーラー、と呼ばれる「人を導く活動」をしている人たちは、『その生徒を一生育てていこう』という思いでやっています。

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(画像:親元を離れて巣立とうとしているツバメ達)

しかし、生徒はある一定のところまで来ると、進級したり、卒業したり、雛鳥が親鳥の元を離れていくように巣立っていくのです。

 

しかし、器が小さくて、さげまんな指導者は「生徒に裏切られた…。」という思いに陥りやすいのです。

 

そして、ある女性のカウンセラーは…

女性カウンセラー
私がいろいろと教えてあげて、あなたを独り立ちさせてあげたのに、どうしてあなたは「私の商売敵」になろうとするの?
と言ったそうです。

 

こんなことを言うのは『生徒離れが悪いカウンセラー』です。

 

「生徒の卒業を認めない」とか「生徒の独り立ちを許さない」という人がいたら、それはもはや『怪しい宗教団体』になってしまいますよね…。(汗)

 

そもそも、生徒やクライアントと言われる方々は自分の人生の中で使える「手段」「スキル」「テクニック」「考え方」を得るために、そのインストラクターやコーチやカウンセラーの元に一時的に学びにきているだけなのです。

 

それなのに「生徒に裏切られた…。」とか「あんなに親身に相談に乗ってあげたのに、信じられない…。」と言うのは、お門違いなお話ですって…。(汗)

 

◆『子育て』をするように「指導」と「教育」をする

例えば女性のAさんが、何もないところから頑張って起業したとします。

 

事業の立ち上げ当時から一緒に頑張ってきたもう一人の女性Bさんが、独立して同じような事業をたちあげたとします。

 

すると…

女性A
お客様と仕事のノウハウをすべて盗まれたわ…。
という思いになりがちになるのです。

 

そういう言い方しかできない人は「器の小さい人」ですし『さげまんな女性』ですからね…。(汗)

 

 

しかし、『あげまんと言われる女性のリーダー』「部下離れ」ができて「生徒離れ」ができる女性のことを言います。

 

どういう意味ですかといえば、女性は子供を育てる感覚で「生徒」「クライアント」「部下」を育てようとします。

 

ですから、部下や生徒が自分の元を離れて自立することに対して、中には『抵抗感』を持ってしまう女性指導者がいるのです。

 

そもそも、「学び」「教育」というものは、子供を『自立』させたり『独立』させるものです。

 

親にとってみれば、子供の『自立』『独立』は嬉しいことのはずですよね?

 

父親が自分の娘を嫁に出しなくないと言って『子離れ』できないのであれば、娘にとって悪い影響を与えることになるのです。

 

また、「小さいころは、可愛かったのに…。」という母親は、子離れできていないのです。

 

育児でも、父親の「器の大きさ」と、母親の「あげまん力」が求められるのです。

 

◆最後に

いかがだったでしょうか?

 

【「こんなカウンセラーには気をつけろ!?」駄目なカウンセラーを見極める9つのまとめ】の中でも書きましたが、今あなたが何かの「勉強」「新たなスキル」を身につけたいと思っているなら、あなたの…

『新しい旅立ちを心から喜んでくれる指導者』

を見つけてくださいね!

 

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