②『無』を使いこなして、『有』を得る(後編)

image

このブログは→【①『無』を使いこなして、『有』を得る(前編)】の続きになっています。

「いくら考えても『無』から『有』の知恵なんて、私の頭からは出ません…。」という人がいるのです。

”そういう人”が『知恵が絶対に出る方法』をお教えします。

たとえば、「笑顔で”愛想よく”しよう。」とか、「お店”掃除”しよう。」とか、「店の周りを”キレイ”にしよう。」とか、色々とアイデアが出ますよね?

 

もし、それが出ない人がいたとしたら、自分のことを”怠け者”だと思ってください。

そう、あなたは怠けてるのです。(笑)

だからと言って、本当にあなたは「知恵」が出ないと思っていませんか?

それでは、今から絶対に「知恵」が出る方法をお教えたいと思います。

今日から、三日間の間で「いいアイデア」、要するに『無』から『有』を生み出す、”いいアイデア”ではなくてもいいので、アイディアを出してみるのです。

とりあえず、何でもいいのでアイデアを「5つ」出してみてください。

例えば、お店きれいにするとか、何でもいいのです、味付けよくするなど。

「私は美容室をやっているんだけど、リラックスするミュージックを流していいムードを出します!」とか、なんでもありますよね!?

どうしてもアイディアが出なかったら、私の言ったことでもいいですし、”他の人がやっている事のマネ”をしてもいいのです。

「3日のうちに、アイディアを3つ出してください。」と言っているのかかわらず、一つもアイディアを出さなかったら…、「あなた死刑です。」ってことになったら、あなたはどうしますか?

ちょっと、大げさな話かもしれません。

しかし、「死刑」になっても、実際にあなたはアイディアの一つも出ないのかと思っても、”一時間で五つ”ぐらいはアイディアを出すはずです。

もし、「首つり死刑」になって、首に縄がかけられたら、あなたは慌てて「やります、こやりますから、許してください!!!」と、言うはずです。

ですから、本当は「あなたは怠けている」だけなのです。

「必死」でやるといいうことは、「やらないと、必ず死ぬ。」と思えばいいんです。

実際に仕事がなく、”売り上げ”が立たなければ、いずれ死ぬことになるのは言うまでもありませんが…。

商人というのは、小さくても大きくても「経営者」なのです。

経営者というのは、『頭』を使わなければならないのです。

私も「宮さん、『手』や『足』だけ動かしていたのでは、まったくダメなんだよ。」と教わりました。

恋愛や結婚もそうです。

人間、子孫を残すことは本能です。

しかし、いい子孫を残していく事を「商売」や「経営」として考えてみましょう。

あなたが、子ども(子孫)を残せなかったら、あなたの家系(血筋)はそこで途絶えてしまいます。(子どもを産めない「理由」がある方は対象にしていません。)

それは、会社経営で言えば「倒産」です。

あなたの家系(血筋)を絶やさない為には「どうしたらいいか!?」と『頭』を使って、経済的にも「健康」、身体的にも「健康」な伴侶に出会うために『頭を使って考えなければならない』のです。

やたらめったらに「子づくり」に専念するのも考えようですか…。(笑)

あなたの身体にながれる「血筋」が絶えることがなかったから、あなたが誕生しました。

今まで続いてきた「血筋」を”あなたの代”で絶やしてしまえば、あなたの家系(血筋)はこの世界からなくなります。

(あなたが何らかの理由で子孫を残せなくても、あなたの「兄弟」が子孫を残すこともあるでしょう。)

もし、これが会社経営だったら、”あなたの代”で絶やしてしまえば倒産で、この世界からあなたの会社がなくなるということですね。

ですから、今日から誰もが「経営者」ったつもりで、自分の「血筋」を遥か末代まで「経営」する感覚を持ってみてはいかがでしょうか?

言ってみれば、『家系と言う家族を”経営”していく感覚』ですね。

(これはあくまで、一つの考え方ですのでご理解ください。)

職人でも、美容師でも、板前さんでも、演奏者でも、スポーツ選手でも…、何であろうが自分自身を『経営』していくことには変わりはないのです。

働く誰もが「経営」を勉強しなければならない、とのいうことです。

それを、『頭』を使わずに「腕一本だけ行く。」というのは、怠けているのです。

板前さんが、料理が上手いのは、当たり前なのです。

美容時さんが、頭を上手くできるのは、当たり前なのです。

それだけでいいのであれば、ずっとこの先も「職人」でいればいいのです。

経営者になるということは、ちゃんとそのことを考えて、人を使って、税金を払って国に収て、国がまた潤って、働く人がそこに集まり、若い人が就職して行って、結局は彼らは”上を見習っていく道を作る”のということです。

結局は最終的に、後にも先にも淡々と「あなた自身がやり続ける」しかないのです。

もし、あなたがやり続けられなくなったとき、「あなたは頭が悪い」のではないのです。

あなたは、「怠け者」だと思ってください。

怠け者なのに、「私は頭が悪いんです!」とか言ったら、あなたの『頭』に失礼ですよ!(笑)

人は、同じ材料で造られています。

よく「あの人は特別な人だから…。」と言いますが、特別な材料で造らた人間がいたら見てみたいものです。(笑)

ですから、「首つり死刑にするぞ!」と言われたら、あなたには答えが出せるのです。

でも、やらりたくなければ、やらなくてもいいのです。

しかし、すべては自己責任です。

やらなくてもいいけど、「自分が儲からないのは、自分が怠け者なんだ。」そう思ってください。

または、あなたは「手足を使うのはいいけど、頭使うのはイヤなんだ。」って言うふうに思ってください。

厳しいようですが、「プロの世界ってそういうもの。」ですよね。

それから、『精神論』や何かもそうです。

「誰々がこうなってくれたらいいのに…。」とか、「うちの旦那がこうなればいいのに…。」とか、「奥さんがこうなればいいのに…。」って…。

しかし、ああにもならないし、こうにもなりませんし、実際はどうにもなりません。

それよりも、「あなたは、全く変わらなくていい。」とか、「この人は、このままでいい。」とか、「あの人は、あのままでいい。」と『自分の考え方』を変えちゃえばいいだけです。

それが『精神論』だと思うのです。

「意思の力」がどうのこうのって…。「スピリチュアル」な力がどうのこうのって…。

『精神論』とは、あっちを変えたいとか、こっちを変えたい、ではありませんよね?

「自分の心の持ち方を変える」ってことですよね?

だから、「ああ部長、今日もまた「愛の雷」を落としてくれないかな…!?」って思えるかどうかだと思うのです。(笑)

これも「ひとつの修行」だと思ってれば、今まで『嫌』だと思っていたことが、うれしくてワクワクしてきますよね!

「俺は負けないぞ!」とか「アタシ負けない〜!」って、気持ちって大事ですね!

「お宅の会社の部長って『うるさい』んでしょ…。」

「いや、うるさくないですよ!僕のために一生懸命がんばって言ってくれて、本当にありがたいと思ってます!」って言えるかどうかです。

「あの『お説教聞』がないと、逆にさみしいぐらいなんですよね〜!」って言った時に”ものすごい変わる”のです。

「この前、30分も怒られてショック…。」ではありません。

「最近、30分しか怒んなくて、部長は根性なくなったな…」とか、「せめて、2時間ぐらいお説教をがんばってもらいたいもんだよ!」ぐらいの勢いになった時に、あなたの周りは変わるのです。

ですから、『無』というものの使い道がわかった時に、はじめて『有』を活かせるのです。

『無』を使えない人間が最初から『有』を求めると、必ず『無』に帰してしまう…。

あなたの周りで「お金がないんです」って言う人はいませんか?

お金に苦労した人は、「お金のありがたみ」を知っています。

「月に僕1万円しか貯金できないんです。」って、年間12万円の貯金。
1年はたらいて12万。12万円の重みって凄い…。

そういうふうに、溜めたお金でちっちゃいお店を出すから、「どんな小さなお店」でも『宝物』に見えてくる。

だから、「このお店つぶしたくない!!!」と思うのです。

どんな状況でも、「ここにお客さんを呼ぼう!」と思うのです。

「お金がないからできないんです…。」だったら、お金がなかったら、溜めよう!

「少ししかたまらないんです…。」って、その少しずつためている間に、”お金のありがたみ”がわかるのです。

自分の店に来てくれた人に、心から「ありがたい」と思うのです。

だから、今起きていることは、”全部あなたのためになってる”のです。

今、『無いこと』を活かしきってないのかもしれない…。

『無』を活かせた時に、はじめて『有』が生きるのだと思うのです。

だから、大事なことは『有』の「有ること」だけを望むのことではない。

そしたら、少しだけでも軽くなる。

長々と読んで頂きまして、どうもありがとうございました。

 

【宮 弘智のおすすめ書籍】
373312-1https://www.miyacoach.com/blog/archives/2680

【書評をご希望の著者の方へ】
373312-1https://www.miyacoach.com/blog/archives/2651

 

【彼が進んでプロポーズしたくなる”私”になる4ステップ】
プロポーズさせニスト 宮 弘智

image
373312-1http://www.miyacoach.com/love/

【話し相手、愚痴聞きをお探しなら】
聴き上手の宮 弘智へ
logo
373312-1http://www.miyacoach.com

mainichi_4
LINEで送る
Pocket
LINEで送る

ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/