聞き上手の宮 弘智 深夜の独り言(その11)《砂浜の上の足跡》

ある夜、私はこんな夢を見ました。

 

夢の中で、私は神様と共に浜辺を歩いていていました。

 

空には、私の今までの人生の場面がフラッシュバックのように映し出されていました。

 

そのそれぞれの場面で、私は二人分の足跡が砂浜についているのを見たのです。

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ひとつは私の足跡、そしてもうひとつは神の足跡でした。

 

私の人生の最後の場面が映し出されたときに、私はそれまでの人生の足跡を振り返ることにしました。

 

そこで驚くことに、何度も私の人生の中であるとき「一人分の足跡」しかないことに気がついたのです。

 

そして、それは人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりだったのだと深く落ち込んでしまいました。

 

そこで、私は神に尋ねました。

 

「神様、あなたはおっしゃいました。

一度、私があなたについていくと決めたなら、あなたはずっといっしょに歩いてくださると…。

しかし、私がもっとも辛い時期に、砂浜には”私一人分の足跡”しかありませんでした。

なぜ、私が最もあなたを必要としているときに、私からお離れになっていたのか理解できないのです。」

 

すると、神様は答えました。

 

「いとしい我が子よ。

私はお前がもっとも苦しい試練の最中にいるときにも、私は決してお前の側を離れることはなかったのだよ。

一人分の足跡しかなかった時期には、私はお前を抱き上げて歩いていたのだから。」

 

私はどんなときも、一人ではなく神様と共にいたことを知ったのでした。

 

皆さんも、一人で辛い出来事があったり、これからそんな場面がたくさん起こることでしょう。

 

でも、決してあなたは一人ではありません。

 

そのことを忘れないでくださいね。

 

《宮 弘智 深夜の一人言》

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/