宮 弘智の深夜の独り言、道の話(その5)《「ごちそうさま」が言えない人にはご注意ください。》

久しぶりに、言いたいことを言う「宮 弘智の深夜の独り言」をしたいと思います。

 

今夜は真面目でいい話をしたいと思います。

 

説教じみた内容なので「読みたい人」だけが読んでくださいね。

 

お話するのは『道の話』です。

 

剣道・茶道・華道には『道』がついてますが、技術の道だけでなく、考え方の道や、悟りの道というものがあるのです。

たとえば剣道で言えば、昔は人をやっつけたり、切り殺したりするだけでしたが、だんだん江戸時代になってきて、人をめったに切りはしなくなっていきました。

 

剣道の試合を始める前に挨拶して、終わった時に挨拶して礼を言う。

「礼に始まり、礼に終わる。」

「この人がいるから、自分が強くなれるんだ。」とか「この人がいるから、自分の成長が分かったんだ。」とか「この人がいるから、自分の弱さが分かったんだ。」とか…、

「ありがとうございます。」と言って、必ず感謝して挨拶するというのが『道』なのだと教えてもらいました。

 

例えば、私のクライアントでもあり、お世話になっている四柱推命師のお爺様の元には、経営者の方や、政界の方など、いつも色々な方が訪れています。

 

その四柱推命師の奥様は「お茶をどうぞ!」とか「今日は豚汁を作ったので食べて行ってください!」とか、いつも色々な物を振る舞っているのです。

 

それを食べてほとんどの人は「ごちそうさまです!」と言って帰るのです。

ところが中には「『ごちそうさま』も言えない人」がいると言うのです。

 

奥様も「私は別に『ごちそうさま。』と言って欲しくてやっているわけでありません。」言っておられました。

 

しかし、四柱推命師の先生は「そう言う問題じゃない。」とおっしゃっていました。

ごちそうになったら「ごちそうさま。」と言うのが礼儀なのです。

 

ですから、それをその場で言えないようだったら、その人はどこへ行っても言えないのです。

また、親が作ってくれたご飯でも「ごちそうさまでした。」とか、会社で「おはようございます。」とか「お先に失礼します。」と言うのが『人の道』なのだよと教えてくれました。

 

よくそれができるとかできないとか「私、それを言うのがはずかしいんです…。」と言い訳する人がいますけど、ごちそうになったら「ごちそうさま。」なのです。

 

先生は「そんなことも言えないようだったら社会性がないし、そんなことも出来ない人間と仕事を一緒にできるわけない。ましてや恋愛や結婚なんて二の次です。」と言っています。

 

人間には『ルール』というものがあるのです。

 

そして、人間には『言葉のルール』があるのですから、それを教えてあげないといけません。

「豚汁一杯飲んで行ってくださいね!」っていう言葉は愛情です。

 

出すのも愛なら受ける方も「ごちそうさま、ありがとう。美味しかったです!」言うのが愛なのです。

 

みなさんはどこかへ行って「お勘定」を払いますよね?

 

私の師匠はお金出しても「ありがとうね、ごちそうさま!」と必ず言います。

 

「お金出すから言わなくても良いと思っている人いるけど、それ違うんだよ。」と教えてくれました。

 

試しに100円を玉を食べてみてください。お腹いっぱいにならないし、お腹を壊してしまいます。

「お金を出したから良い。」ではないのです。

 

魚採る人がいれば、肉を加工する人がいて、野菜作る人がいるのです。

 

それを市場に運んで来る人、それを買ってきて料理をしてくれる人がいるから、始めて私たちが食べられることができるのです。

 

あんぱん一個食べるのに、百人、千人、万人…、それ以上の人たちが関わっているのです。

 

そこまでの過程を全部考えた時に「ありがとう、ごちそうさま。」と言えるのが当たり前なのです。

 

そんなこともできないから社会生活が送っていけても、人付き合いが上手くいくはずがありません。

ほとんどの人はできるかも知れませんが、ちゃんとできない人がいたら教えてあげないといけません。

 

私も聞き上手なので、愚痴や文句を聞く『傾聴』という仕事をしています。

 

最近、仕事以外で愚痴や文句をいう友人が私の前には現れなくなりました。

それどころか、そういう友人からは連絡も来なくなりました。

 

ですから、今では「本当の友人」だけが残り、格好だけ、形だけの友人が去っていきました。

 

それでも、私も前で平気で愚痴を言っている人がいます。

私はそんな人たちをいつも「おかしな人たち」と思うのです。

 

それって「葬式」でみんなが泣いているのに、大声で笑い話しているのと同じこのなのです。

それから自発的に「お守り」パワーストーンブレスレットなど「月の光のあてて、充電すると良いんだよ!」と言って楽しくやっているのです!

 

それを見かけたら「それいいですね!やってみます!」って言って、楽しくやっていればいいんですって!

 

それを「迷信だ」とか「私信じません」とか言っても良いけど、楽しくやっていることを邪魔をしないでください。

 

ですから、そこに行ったら「そこのルール」みたいなものがあるのです。

善光寺に行くと、みんなが煙を頭や体につけていますよね?

 

そこへ行って「私は、迷信だと思います…。」とか言っちゃダメですって…。(汗)

 

みんなが楽しくやっているのに、それをブチ壊わさないでください。

 

人は何を思ってもいいですが、周りの場面をちゃんと見ないといけません。

 

ですから、よく見てみんなが楽しそうな雰囲気で、そこで「そんなこと」をやっていいか考えてみましょう。

 

もし「そんなこと」言うような人だったら、その人はどこでも同じようなことをやっているのです。

 

「体に煙をつけて、自分も清らかになったような気がします!」って言えば相手を傷つけない。

キレイなパワーストーンブレスレットを身に付けて「何だか、良いことが訪れそうです!」と言えば、良いことを待ち遠しくなるし、楽しいのです。

 

炊き出しとか「愛」を与える為にスープ作った人は「ごちそうさまって言ってもらわなくてもいいんです。」と無料で配っている人がいますが、味噌汁作るのだって大変ですよ。

 

味噌を買って来て、お湯を沸かして、ダシをとって、なかには野菜を持って来てくれる農家の人もいたりして、いろんな「愛」があるのです。

 

その中でお礼も言わずに食べている人や「感謝はしているけど言うのはテレくさい…。」という人いるけど、それではいい社会生活はおくれません。

 

ごちそうになったら「ごちそうさま!」って言いましょう。

 

それから私は聞き上手なので、仕事以外にも「宮さんに私の話を聞きてもらいたいです!」とか「宮さんと話すと癒されて楽しいです!」と言う人がいます。

 

しかし、

「自分ばかり癒されてどうするの?自分だけ良ければいいの?」

と私は思ってしまいます。

 

そういう人は、基本的に相手から「もらうこと」「奪うこと」しか知らない人ですから、いずれ誰にも相手にされなくなってしまいます。

 

ですが、1回2回分からないのはいいのですが、次には「新しい人」が来た時に、今度はあなたがその人を癒してあげるとか、何回も来ていてずっと「癒してもらおう」なんて、それでいいと思っていたらいけません。

 

人生とは『魂の道場』なのです。

 

めったにそういう人いませんが、そういう人がいたら「あなた、それはダメだよ。」と注意してあげるのが『道』なのです。

 

その時、その場で、あなたが教えてあげなければ、その人は「教えてもらう機会がない。」とそう思ってください。

 

「私はテニスを◯◯コーチに習いました。」と言っている人がいて、テニスの試合をする上でのマナーが出来ていなければ、教えていた「そのコーチ」に恥かかせているのと同じなのです。

「自分の大好きな人に恥じかかせたら、大変だ…。」

誰だってこんな細かい話をしたくないのです。

 

しかし、私は「そういう人」が世間でそういうことをして、嫌われるのがかわいそうだと思うのです。

 

だから一生懸命お伝えしたいと思って、今夜ブログに書いています。

 

「誰だって『豚汁一杯』でお礼を言え!!!」なんて面と向かって言わないと思います。

 

長野の善光寺に行って、みんながそうしていたら、自分もそうすればいいだけなのです。

 

「これをやると運が上がるんですよ!」とか「病気が治るんです!」って言われたら、私だってやりますって…。(汗)

 

もし、あなたがどうしてもやりたくないなら、そういう所に行かなければいいのです。

 

もし行って「能書き」を言っちゃいけません、迷惑ですって。

 

「豪に入ったら、豪に従え」と言うでしょう。

 

最低のマナーなのです。

 

私の周りの人たちは、金払っても「ありがとう、ごちそうさま、美味しかったよ」と言える人です。

 

愚痴・不平不満・泣き言を言うのはかまいませんが「ごちそうさま」を言えない人はダメです。

 

その前に「やること」を考えて日常生活を生きていかないといけません。

 

私もお説教言って嫌われたくありません。

 

そう思って読んでくれたらと思います。

 

ですから、「こちそうさま」って言える人間になりましょうね。

 

これが「道」のお話です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/